今回は、身内話になりますがご容赦下さい。今、私のサイトのトップページを飾っているミュージシャン・伊藤忠之さんの話です。 伊藤さんは現在29歳。自分が伝えたいメッセージを自らがメジャーになることで少しでも多くの人に伝えていこう、と1年前にミュージシャンとしての道を決断しました。そして一定の収入を確保できていたゲーム音楽の作曲活動をストップさせ、苦しい生活の中、アルバイトで音楽活動費を捻出しています。そのアルバイトのひとつが、私の「京都の30歳!」というコミュニティサイトの作成なのです。 伊藤さんは、まだ“マイコン”と呼ばれていた頃から“パソコン”に夢中になり、コンピュータやネットに関する知識はとても豊富です。しかし商業Web構築・デザインはしたことはなく、この半年で急速に技術を高め、私のサイトなどでの実践を通じてさらにスキルアップをしていっています。そんなことで、あまり多くのアルバイト料をお支払しているわけではありません。 あるとき、伊藤さんが演奏するライブの準備と、私のサイト更新の作業日が重なってしまったことがありました。さらに悪い事に、伊藤さんは風邪までひいてしまったのです。更新日の夕方になってもほとんど決めた作業は進んでいない状態。 そして、翌日ネット上にアップされたサイトを開いて私は驚きました。今回指示した作業点がひとつのもれなく完璧に仕上がっているのです。そればかりか、私が書いた文章に手が加えられており、サイトの読者にとても読みやすい形に仕上げられているのです。そんな指示はまったくしていないのに! 「なんでそこまでやってくれたの?」と電話で聞くと、「ここまでせっかくやったのだから、少しでも読者に読みやすくしたかっただけですけど・・」と、ポツリというのです。 自分を雇ってくれている会社のために仕事をしていると、このような動きは絶対できません。エンドユーザーをいつも意識して仕事できている人の強さ。企業は顧客があってこその存在。だから企業としてもこんな動きが実はもっとも嬉しいのです。 |
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100人に100通りの「働き方」。バブル崩壊後に社会に出た今の30歳は、自分で自分の「働き方」を決める「新しい時代のトップランナー」です。そしてどんな「働き方」を決断しようとも、最終的に決して後悔をすることのない唯一の観点があります。
★編集長:宮崎 健(ミヤザキ タケシ)NPOワーカーズ・オープンコミュニティ・エイド(WOOCA)代表 1962年生まれ。株式会社リクルートに16年間勤務。数百社の採用・研修・CI・広報・イベント企画と、メディアの企画立案・組織オペレーション、働く人のモチベーション研究などに携わる。2002年6月独立し、現在に至る。 詳しい経歴はこちら 編集長へのメールはmiyazaki@kyoto30.comまで。 |
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