ひとつの職場に永く勤めていたり、同じ仕事を長く続けていると、次第に新鮮さが失われてきて、自分がどんなことを「大切にしたいのか」が見えなくなってきます。ところがその「期限」が明確になると、その限られた期間を少しでも有意義に過ごしたい意識が生まれて、大切にしたいことの優先順位が見えてきます。そんな実感を得たのが三共製版株式会社の清水昇臣さんの取材でした。 清水さんは、高校の美術科を経て写真の専門学校を卒業。新卒で大阪の小さな出版社に入社したものの、そこで任されたのは新規開拓の営業職。結果を出せずに8ヶ月で退職して京都の実家に戻り、求人誌で見つけたのがカメラの知識を活かせるいまの職場でした。 30歳を過ぎたころに経営者が代替わりして、急速に製版技術のコンピュータ化が進められ、自分の存在価値に不安を覚えて、少しずつ自分の進路を考え始めたそうです。そして以前からハマっていた中国茶専門の喫茶店の経営をしたい気持ちが高まってきて会社に相談をすると、経営陣は「やりたいことを大切にしろ」と応援してくれる。 会社の大きな戦略変化が自分の「期限」を決める大きなキッカケになるケースはよくあります。できるならば20代のうちから自ら2〜3年の期限を設定して、その間に実現したいことを明確にしておくことが重要でしょう。その繰り返しこそが、最終的に実現したい「大切なこと」に少しずつ近づいていく最も近道なのかもしれません。 |
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100人に100通りの「働き方」。バブル崩壊後に社会に出た今の30歳は、自分で自分の「働き方」を決める「新しい時代のトップランナー」です。そしてどんな「働き方」を決断しようとも、最終的に決して後悔をすることのない唯一の観点があります。
★編集長:宮崎 健(ミヤザキ タケシ)NPOワーカーズ・オープンコミュニティ・エイド(WOOCA)代表 1962年生まれ。株式会社リクルートに16年間勤務。数百社の採用・研修・CI・広報・イベント企画と、メディアの企画立案・組織オペレーション、働く人のモチベーション研究などに携わる。2002年6月独立し、現在に至る。 詳しい経歴はこちら 編集長へのメールはmiyazaki@kyoto30.comまで。 |
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