| ■30歳!に関する気になるデータ/参考になる特集・書籍
◆中小企業の半数「夏賞与なし」[大阪市信用金庫]
大阪市信用金庫が、夏季ボーナスに関する調査で中小企業1040社に回答を得ている。これによると、ボーナスを「支給しない」企業は前年より6%増えて48.9%にも達し、3年連続で悪化したらしい。
「支給しない」企業約50%の内訳は、「小額の手当てを出す」33%、「全く支給なし」16%という結果になっており、いずれも98年の調査開始以来、最多を記録しているという。また、ボーナスを「支給する」企業の割合を見ると、たった3年で20%近くも下落しているようだ。中でも、「小売業」「運輸業」「製造業」では今回初めて5割を切ったといい、総じて厳しい状況にあるらしい。
さらに、一人あたりの平均支給額は「25万3559円」。こちらも3年連続の減少だという。ただ、景気のアップダウンがあったにも関わらず、この12年間のボーナス支給額は25万〜26万円台をなんとか保っており、今年も微減に留まっている。なお、支給額を決める目安は「自社業績」という企業が84.5%と圧倒的。これらのデータからは、企業が資金をやりくりして社員に懸命に報いようとしている様子が伺える。
どこも厳しいのは変わらず、上下するボーナス額にいちいち文句を言っても仕方がない。どうせ一喜一憂するなら、自分の働きぶりと会社の業績を連動させて日々の仕事に取り組んではどうだろう。それが、組織の中での自分の役割を実感できる中小企業に勤める最大のメリットであり、醍醐味ではないだろうか。
参考URL: http://www.osaka-shishin.co.jp/houjin/keiei/pdf/2010/2010-07-01.pdf
◆転職して求めるものは?[リクナビNEXT編集部]
リクナビNEXT編集部が、今年1〜3月に転職者2669人に意識調査を行っている。これによれば、66.9%もの人が「景況感の悪さは転職に影響」したといい、35歳を超えるとその割合は7〜8割を超えたそうだ。
まず、退職理由を年齢別に見ると、25〜34歳では「人間関係」や「評価」など様々な不満をおさえて「会社の将来性や方向性への不安」が半数近くで1位。「仕事を通じて成長を実感できなかった」が3割弱で続き、同時に「賃金への不満」は他世代を上回って4人に1人が選んでいる。また25〜34歳が「転職先を選ぶ際に重視した」のは、「仕事内容」が8割以上と圧倒的なほか、「会社の理念やビジョン」も4割前後を占める。一方で「勤務時間・休日」「職場の雰囲気」は年を追うごとに減少する。社会に出て7〜8年を経た30歳ごろにもなると、表面的ではない充実感やヤリガイと同時に働きに見合った報酬を求めて転職を考えるのだろう。
ただ、年齢が上がるほど転職は厳しくなるようだ。転職するまで半年以上かかった人は30歳以上では4割を超えており、30歳超の4人に1人は30社以上に応募している。いずれも1〜2割に留まる20代と大きな差だ。さらに、40代になると最も多い退職理由は「会社倒産、人員整理・解雇」で、なんと43%強を占めたらしい。
充実感、報酬、会社のビジョン…さまざまなことを仕事に求めるのなら、それなりの実力が必要だ。すぐに転職を考えるのではなく、今のうちに目の前の仕事を通じてシッカリとチカラを高めるべきだろう。
参考URL: http://c.recruit.jp/library/job/J20100623/docfile.pdf
◆新人が先輩に改めてほしいこと[日経プラス1]
日経プラス1が、今年の新入社員と30〜40代前半の先輩社員1032人にアンケートを行っている。まず、新人の気になる言動の第1位は「メモを取らずに同じことを何度も聞く」で、先輩502人が挙げたらしい。
続いて「あいさつがきちんとできない」435人、「指示待ちで言われたことしかやらない」430人が2〜3位。ところが、逆に新人が先輩社員に最も改めてほしいのは、「あいさつをしたらきちんと返して」で531人もが支持している。ほかにも、「指示はこまめに出して」342人、「日々の業務の意味や目的をきちんと説明して」311人、「情報はきちんと共有して」273人と、お互いの言い分はどうも微妙にすれ違っている。
さらに、先輩社員307人は「注意するとふてくされた態度をとる」と感じているが、新人247人は「しかるときは遠慮せずにちゃんとしかって」という。もしかすると、日々の対話が不十分なのかもしれない。
なお、先輩に改めてほしいことの第3位が「飲み会はだらだら続けず、終わり時間を決めて」という新人が、適度な飲み会の頻度は「月1回以上」と考える割合は54%で、先輩の42%を上回っている。当日急に誘われても、47%もが「進んで参加する」らしく、少しでも会話を深めたいと思っているようだ。
普段、後輩に接するときの自分の言動はどうだろうか。このデータを、そんな振り返りのキッカケにしてほしい。そして、若い世代に自ら働きかけて、もう一歩踏み込んだ関係をつくってみてはどうだろう。
◆「朝活」はじめの一歩 [アサヒ飲料株式会社]
同社が、全国7都市の20〜30代ビジネスマン1200人に「朝の生活実態調査」を行ったところ、「朝の時間を活用したい」人は前回調査した2年前より2.1ポイント増えて、約8割に達したそうだ。
実際に「朝の時間を活用できている」人も同様に増加して約4割。ただ、「朝の時間を活用したい」人の半分程度に留まっているのが実情だ。背景としては、「起床から出勤までの平均時間」が51.4分、「始業時間の平均19.2分前に到着」などの結果も出ており、朝は時間に余裕がないビジネスマンが多いのだろう。
では、「朝の時間を活用できている人」は何をして過ごしているのだろう。最も多いのは、「ニュースや新聞をじっくり見たり、読んだりする」55.3%で、「朝食をとる」46.8%、「インターネットでの情報収集」46.4%が上位に続く。一方、「朝活」から連想しがちな「資格習得のための勉強」や「読書」「運動」などは、意外にも1割前後に留まっていて、そこまで特別なことはしていないようだ。
また、「気持ちよく一日をスタートさせる」コツでは、「挨拶するなどあえて声を出す」人の割合が26.6%と、2年前より最も増加しているのが興味深い。心がけひとつで朝の過ごし方を変える好例だろう。
年を重ねるにつれて公私共に忙しくなる反面、時間だけは一定だ。その中で、いかに自分を律していけるかが重要だ。手始めに、まずは難しく考えずに朝の時間を見直すことから始めてはどうだろうか。
参考URL: http://www.asahiinryo.co.jp/newsrelease/topics/2010/pick_0323.pdf
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