| ■30歳!に関する気になるデータ/参考になる特集・書籍
◆「続けたいこと」1位は「仕事」 [日経WOMAN 8月号]
日経WOMANが「続ける」をテーマに平均31.8歳の読者1173人に行った調査が面白い。これによると80%を超える人が、「続けること」が「成功の近道」「自分の理想に近づける」方法だと思っているそうだ。
ところが、「過去に、続けられない自分に悩んだこと」が「何度もある」「何回かはある」という人も合計で8割近くに上っているらしい。では、「過去に続けられず後悔しているもの」は何かというと、「語学の勉強」「ダイエット」「資格の勉強」がベスト3。ところがその一方、「いま、長く続けたいと思っているもの」はこれらの項目を抑えて、なんと「仕事」を挙げる人が4割弱と一番多かったそうだ。
実際に4割の人が3年以内に仕事を辞めた経験があり、「仕事をこれから続けていくこと」に不安を感じる人も約6割いるという。そして、「続けられなかった理由」では、「意志が弱い」の39.6%、「自分をつい甘やかしてしまう」の32.6%、「熱しやすく冷めやすい」17.1%などが上位にあがっている。しかし、このようにただ自分の意志や性格を責めるのでなく、より具体的な行動や工夫が大事なのかもしれない。
さまざまな理由から多くの人が「続ける」ことの難しさを感じているようだ。ちなみに4割を超える人が「仕事を続けていく上で大事」なのは「職場の人間関係」と回答している。30代は仕事も忙しく、孤独になりがちだ。一人で悩む前に、職場仲間などに声をかけ、一緒に取り組むなどの工夫をしてはどうだろう。
◆20〜30代のリアル残業事情 [月刊サーカス 8月号]
サーカスが20〜30代の正社員・正職員男性500人へのアンケートから最近の「残業事情」を探っている。勤め先に、残業代が支払われないいわゆる「サービス残業」が「ある」人は6割近くもいるそうだ。
また、仕事量について4分の3もの人は「残業なしにはこなせない」と思っているらしく、「残業をする本当の理由」でも「仕事が終わらない」がダントツ1位の65%に上り、残業の最大の原因はその業務量にあるようだ。ただ、平均退社時間を見ると「21時〜22時」の人が2割弱いて、「22時以降」も6%いる一方、「18時以前」「18〜19時」「19〜20時」を合わせると64%。多くの人は毎日それほど遅くまで働くわけではないようだ。
ところで、会社にサービス残業がある人の約7割が「ほぼ毎日」ただ働きをしており、その時間は1日「1〜2時間未満」という人が半数近い。ただ、先述の「残業をする本当の理由」ランクでは、実は2〜3位は「残業代を含めないと生活が苦しい」「定時に帰れる雰囲気じゃない」で、併せて3割の人は本来なら必要のない残業をしているのかもしれない。「サービス残業代を残業時間の時給で換算」すると、働き手の損失額は平均で年50万円以上にもなるそうだが、その額に相当する仕事が本当にあるのかは疑問符がつく。
もちろん長時間のただ働きを強いるひどい会社もあるだろう。ただ、20代のうちは、会社に対して報酬という現時点の見返りを求めるだけでなく、仕事を通じてシッカリ成長できる「場」なのか、という視点も持っていたい。
◆大卒20代転職の実態 [日経キャリアマガジン 8月号]
日経キャリアが大卒・26〜29歳(平均27.7歳)の過去3年以内に転職を経験した200人に行なった調査。社会に出て数年しか経ってないにも関わらず、2回以上も転職をしている人が半数近くにも上るのだそうだ。
転職直後の収入は「上がった」人が33.5%に対し「下がった」人が20.0%もおり、必ずしも収入が増えているとは言えないようだ。そして、転職活動への取組みを見ると「転職活動にかけた時間」は3カ月以内に留まる人が7割を超えている。また、「書類を送った社数」は6社以内の人が約7割となり、10社以上はわずか2割強。社会人は、新卒の就活時と違い、短期間で限られた会社にしかアプローチできないようだ。
にも関わらず、「転職の準備としてしたこと」の上位は「転職サイトに登録」74.5%、「人材紹介会社に登録」45.5%などごく当たり前の内容で、「キャリアカウンセリングを受ける」「新聞を読む」「語学の勉強」などはいずれも30%にも満たない。さらに、「転職活動で困ったこと」の上位は「転職理由をまとめる」32.0%、「志望動機をまとめる」33.5%と、動機があいまいなままに臨む人も多いようだ。納得できる転職をするには、普段から自分の望む働き方を考え、より入念な準備が必要なのかもしれない。
仕事や働き方の不満を解消するのに、転職は一つの手段だが、それは最も安易な道とも言える。まずは目の前の仕事や今の職場でできることを本気で探し、自分にじっくり向き合ってからの転職でも遅くはないはずだ。
◆年収1000万の人が読む本 [PRESIDENT 8/4号]
PRESIDENTが年収「1000万円以上を稼ぐ人の読書習慣」を調査している。1000人の回答者の年齢構成は40〜60代が7割近くを占めているが、成功した諸先輩の読書の傾向を学ぶことができて興味深い。
1カ月の本代は9000円以下の人が66%。月の本の購入冊数は5冊以下が8割弱をも占め、1カ月に読むのは1冊にとどまる人が最も多く、意外にも投資額や読書の量は少ないようだ。ただ、読書時間の上位は「休日」「就寝前」「平日の帰宅後」と、体を休める時間を削って確保しているという。
そのような人たちが、これまでに読んだ中で印象に残ったビジネス書の1位は「人生、家庭、会社、すべての場面に使える普遍的な成功原則」が書かれたS・R・コヴィーの「7つの習慣」。他にも、3位のロバート・キヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」、D・カーネギー「人を動かす」、8位の水野敬也「夢をかなえるゾウ」など意外にも人生の指南や自己啓発に当たる書籍が上位に多く挙がっている。ビジネス書以外のランキングではさらにこの傾向が色濃いのか、1、2位は司馬遼太郎の「坂の上の雲」「竜馬がゆく」、3位に吉川英治「三国志」が続き、壮大な人生を歩んだ主人公から生き方などのヒントを学んでいるのかもしれない。
多忙な生活の中で、生き方などを他の世代とコミュニケーションする機会は少ないだろう。ある程度結果を出した先輩ビジネスマンは、表向きなスキルや知識だけでなく書籍から学んでいることに注目しよう。
◆男の「幼稚な言動」の許容範囲は? [SPA! 7/29号]
SPA!がOL100人に聞いた「子どもっぽい男[許せる/許せない]の境界線」を明らかにしている。「男的には案外いけそうといえる言動」に下される女性からの意外と厳しい判定が紹介されているようだ。
職場編では、「パソコンにシールが貼ってある」で63%、「ペンをくるくる回す」で65%のOLがOKだが、「机の上に個人的なものを飾る」は56%、「デスクワーク中の間食」は68%のOLがNGなのだそうだ。「バッグの中にいつもお菓子が入っている」は69%がOKだが、「電車内で漫画を読む」は86%ものOL、「運転中に抜かれたら抜き返す」に至っては全員がNGと回答。そして、65%のOLが「カレー、ハンバーグetcファミレスメニューが好き」はOKなのに対し、63%は「お腹がいっぱいになったら残す」がNG。また、恥ずかしいと頭をかく」は61%がOKでも、「寝癖がついている」のは74%ものOLがNGなようだ。
そんな中でも「幼稚な男ワーストランキング」の1位は「感情が顔や態度に出る」だという。2位「『オレさー』と真っ先に自分が出る」、3位「すぐ言い訳をする」、5位「知らないのに知ったかぶりする」と上位項目の多くは、感情のコントロールができず、自己中心的で見栄っ張りな態度が厳しく指摘されている。
30歳前後は、後輩の指導も仕事の一つという人も多いだろう。親しみやすさは大切だが、素のままの言動は自己中と思われがちだ。自らを律し、周囲への配慮を心掛けてこそ後輩にも頼られると言えそうだ。
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