| ■30歳!に関する気になるデータ/参考になる特集・書籍
◆イマドキの新人の特徴 [日経新聞 4/5朝刊]
日本生産性本部が毎年発表する新入社員のタイプ。今年度は「ETC(自動料金収受システム)型」だそうだ。「情報技術(IT)の活用にはたけている」が「人と直接、対話する機会が足りないのが心配」らしい。
そして日経が20〜60代の会社員・公務員1,000人に行った調査では、最近の新入社員の印象は「打たれ弱い」「あまり物事を知らない」「おとなしい」が上位だったそうだ。また、「自分の新人時代と比べる」と「『今の新人の方が上』と思うものはない」と思う人が37%で最も多いという。とはいえ、新人を悔る人は3人に1人にすぎないともいえる。2位以下は「資格など専門性がある」22%「知識がある」15%「語学力が高い」14%が続いており、イマドキの新入社員の能力を買っている人も少なくないようだ。
そんな新入社員に上司や先輩が期待するものは、1位から「積極性」「学びの姿勢」「さわやかさ・新鮮さ」「謙虚さ」などだそうだ。そして「迎え入れる側の気持ち」はというと、約4割が「先輩・上司としての自覚が出る」らしく、次いで「組織が活性化する」「組織にいい意味で緊張感が出る」「職場が明るくなる」などが挙がっており、「新人が入ってくることが良い刺激になる」と思う先輩たちは多いようだ。
全ての職場に新人が配属されるわけではないだろうが、この時期、後輩を迎える立場になる人は、せっかくなのだから働き方に良い刺激や気付きをもらって、自分のチカラに変えてみてはどうだろうか。
◆ハイパフォーマーの行動習慣 [PRESIDENT 4/12号]
仕事で高い成果を上げている人は日々どんな行動をしているのだろう。PRESIDENTがサラリーマン約600人に調査を行い、年収1,500万円以上の高年収層と年収500万円台の層を比較した結果からその傾向が読みとれる。
実は年収1,500万円を超えるのは全サラリーマン中わずか1%らしいが、例えばスキルアップの取り組み方ひとつとっても参考になりそうだ。年収1,500万円以上の層は、「空き時間の活用を考え、雑誌や本、勉強のためのツール」を持ち歩いたり、「集中するためのコツ」や「一日のうち最も集中できる時間帯」を把握している人がいずれも6〜7割にも及ぶという。一方、年収500万円台では、どの項目も約4割程度に留まり、時間の使い方の違いが現れた。
また、そもそもインプットする情報の幅の広さにも差が見られる。年収1,500万円以上では6割近くの人が「経済、歴史、文学、科学、海外の翻訳本などあらゆる分野」に渡って本を読んでいるというが、年収500万円台の場合はその3分の2しかいないという。
ところで、年収1,500万円以上は6割近くの人が「人生の目的を常に意識」しているが、年収500万円層では3割台に留まったという。「行動」の違いは、こういった「意識」の差から生まれるのかもしれない。
勉強をする気持ちはあっても、毎日を漫然と過ごしてしまっていないだろうか。そんな人は、いつも人生の目的や将来なりたい像を考えるよう心がけてみれば、行動も変わってくるかもしれない。
◆IT技術者に求められること [情報処理推進機構(IPA)]
IPAが、IT企業およびその他上場企業の約1,000社から回答を得たところ、情報システムの開発を請け負うIT企業のうち、人材不足と答えた割合が約5割を下回り、前年の約8割から大幅に減少したらしい。
ただ、IT人材の「質」についてはほとんど変動がなく、昨年同様8割以上の企業に高い不足感があるようだ。一方、情報システムを発注する側の一般企業をみると、約8割の企業で相変わらずIT人材が不足しているという。もちろんその「質」においても、不足と答えた割合が圧倒的だそうだ。
では、IT企業が重視するスキルは何か。まず、技術面では「セキュリティ」「ネットワーク」「データベース」に関する分野が重要視されているが、実はそれらを上回って個別技術を「横断する幅広い技術力」が最多となっている。そして技術面以外では、「コンサルティング能力」「プレゼンテーション能力」が3〜4割に留まる一方、「コミュニケーション能力」が7割を超えるダントツで必要とされている。
ただ、技術者のキャリアアップについて、6割のIT企業が「個人が責任を持つべき」という。一方で、IT技術者のなんと63%の人は企業に責任があるとして、企業と個人の意識はまったく逆のようだ。
必要となる技術者の育成に会社も頭を悩ませている。ただ、技術者も自らのスキル向上を求めるなら、会社とコミュニケーションを図りながら自ら能力を高めていく意識が不可欠だろう。
参考URL: http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/activity/2010summary_of_ITHR.pdf
◆既婚女性の働く意欲が増加 [厚生労働省]
厚生労働省が毎年行っている「働く女性の実情」調査。これによると、昨年の女性の労働力人口は前の年より9万人も増加し、なんと過去最多の2,771万人に達したそうだ。
「労働力人口」とは、働く意欲と能力をもつ人の総数のこと。先ほどの結果を年代別に見ると、特に20代後半から30代前半の既婚女性で、働く意欲を持つ人の割合が大きく増えたのが特徴的だ。昨年は53%と、10年前から9ポイントも跳ね上がったらしい。一方、他の年代や未婚層はわずか1ポイント前後の増減に留まっており、既婚女性の就労が進んだことで、女性全体の労働力人口が底上げされたようだ。
これらの背景には、配偶者である男性の雇用環境が悪化したことがあるようだ。昨年の男性雇用者数は3,149万人。およそ10年間で約100万人も減っており、さらにこの1年で63万人も減少している。一方、女性は10年で200万人と激増しており、雇用者数全体の42.3%を占めたらしい。
また、給与額についても同様の結果が表れたという。昨年、男性の一般労働者が得た平均給与額は32万6,800円と4年連続で減少。逆に女性側は4年連続で増え続けて22万8,000円と、格差は縮まる一方だ。
多くの女性が自ら収入を得る今、家計は夫婦で作るのが当たり前になってきている。だからこそ、出産や育児などで休職しても、復帰を求められるチカラを早いうちに蓄えておかなければいけないだろう。
参考URL: http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/09a.pdf
◆若手VS中堅 ギャップ抗争の実態 [Tech総研]
Tech総研が若手(20〜24歳)と中堅(30〜34歳)のエンジニア300人に行った調査によると、お互いの世代に対して「仕事上におけるなんらかの違いやギャップを感じたことがある」人は半数を超えるという。
詳しく見ると、若手が一番ギャップを感じるのは「勤務時間に対する考え方」で37.2%。かたや、中堅ではダントツの52.9%が「エンジニアの仕事に対する基本的な考え方や取り組む姿勢」を挙げたらしい。まず、「勤務時間」では、中堅に対して「むちゃくちゃな残業をしてでも納期に間に合わせる」など批判が上がる一方、若手は「スケジュールに遅れが出ていても、他人が帰れば自分も帰る」などプロ意識の甘さが指摘されている。「仕事の姿勢」では、「自分自身で考えて行動しない」「技術屋としての向上心がない」若手に対し、「『エンジニアとは!』という姿勢が強い」が「効率がすごく悪い」などが中堅への評価のようだ。
ただ、両世代の違いについて相手と話し合った人もいて、その結果、若手の93.7%もが「お互いの意見を尊重」するなど前向きな結論に至ったらしい。さらに、中堅では約2割が「相手の考えや行動パターンを変えた」といい、懸命に伝えれば仕事の姿勢などを理解してもらえる余地は十分ありそうだ。
30代になると、仕事でも家庭でも役割や責任が増えていく。そんな中、20代の若手に対しても、考え方の違いに敬遠するのではなく、働く姿勢など仕事についての考え方を自ら伝えていくことが大事だろう。
参考URL: http://rikunabi-next.yahoo.co.jp:80/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001587&vos=nynmyajt1830100200
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