| ■30歳!に関する気になるデータ/参考になる特集・書籍
◆早期登用で昇進スピードに格差?
[労務行政研究所]
労務行政研究所が役職への昇進に関する調査を行い138社から回答を得たところ、5年前と比べた昇進スピードは「変わらない」という回答が半数を超す一方、「早くなっている」会社も3割弱を占めたようだ。
実際に役職についている社員の平均年齢は、係長39.6歳、課長45.1歳、部長50.7歳。一方、制度上の標準的な昇進年齢は、係長32.7歳、課長39.4歳、部長47.0歳だという。そして最短の昇進年齢も5年前より0.3〜0.9歳若くなっており、徐々に早期登用が進んでいることが伺える。
では、昇進スピードが「早くなっている」と回答した企業の理由をみてみよう。すると、「団塊世代などの高年齢層の大量退職によるポストの増加」という理由は意外にも13.5%に留まり、「若返りを図るため、若手を積極登用した」が67.6%で最多、「成果主義、能力主義の浸透」56.8%と続いている。どうやら、各企業は若手にも昇進の道を開くだけでなく、「経営幹部候補や優秀者の積極登用」をしていく傾向にあるらしい。その結果、「昇進するまでのスピードの個人差」が「大きくなった会社」は43.9%にも達し、「変わらない」52.0%と二分する勢いだという。
若手の内から仕事を任せてもらいやすい現在。役職につけば責任も伴うが、大きく成長できる有効なチャンスだ。ただ、その機会をつかむためには今から働くチカラをシッカリ高めることが肝要だろう。
参考URL: https://www.rosei.or.jp/contents/detail/25432
◆働きがいを感じていますか? [PRESIDENT 5/3号]
PRESIDENTが、ビジネスパーソン約2000人を対象に現在の仕事や職場に対する意識調査を実施している。これによると、現在の会社で「働きがい」を感じている20〜30代は約2割しかいないという。
なお、調査結果は年代や年収、役職ごとに紹介されており、その中でも読者世代に比較的当てはまる「20代〜30代」「年収500万未満」「一般社員」のデータを紹介する。まず、この2年で仕事量/負担が「かなり増加」「やや増加」した人の割合は半数近い反面、年収が増えた人は約2割に留まる。さらに8割近くが、2年前と比べて仕事上での達成感が「横ばい」もしくは「減少」したと回答したらしい。
そのうえ、「この2年間で職場での連帯感や協力しあう雰囲気がなくなった」と思う人は、合わせて3割を超えており、「何か困ったときには、会社が助けてくれるという信頼」が「かなり強い」「やや強い」という20〜30代はわずか2割程度だという。多くの人にとって働くモチベーションとなりえる収入や達成感で満足が得られず、社内の連帯感も感じられない。そんな現状なのかもしれない。
ただ、この調査では「できるだけ自らの力でキャリアを築いていきたい」と考える一般社員が約6割に達しているという結果もでている。それならば、会社や職場から何かを与えてもらうのを待つのではなく、日々のモチベーションや求める働き方に向けて自分から行動を起こしていくべきだろう。
◆五月病になったときの相談相手 [ヒューマ]
ヒューマが行った「五月病について」のアンケート調査。回答を得た学生・社会人4327名のうち、五月病になったことが「ある、あると思う」人は、男性32.3%、女性40.2%と少なくないようだ。
五月病とは、転職や引越しなどの新たな環境や人間関係による疲れ等が原因となって心身のバランスを崩すことで、新しい生活がひと段落するGW頃に起こることが多いらしい。では五月病になったことのある人が経験した主な症状はというと、1位から順に「学校、会社に行きたくない」75.9%、「仕事や勉強、家事などに対して意欲がわかない」70.4%、「何事に対してもやる気がでず、おっくうになる」56.1%、「人会うのが面倒だ」50.9%、「疲れがとれない」50.1%だったという。
また、五月病になったときは「誰にも相談していない」という人が一番多く44.5%に上ったらしい。それ以外の相談相手としては、「家族」30.9%、「友人」27.2%、「専門家」10.8%が続く。ところが、実際に相談して「とても解決した」相手は、1位「上司、先輩」31.6%、2位「部下、後輩」25.0%と職場の人が上位。意外にも新しい環境下の人と話すことが、心身の不安を解決する近道のようだ。
5月に限らず、環境の変化というのは今後いくらでもあるだろう。そんなときに、どんなことでも相談できる人間関係を築いておくためにも、日頃からコミュニケーションを心掛けることが大事といえそうだ。
参考URL: http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0250766_01.pdf
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