発表!


郵送・インターネット上で募集し、25〜34歳の方を対象に有効応募総数225件のなかから審査を行ないました。
多数のご応募、ありがとうございました!なお、弊誌の不手際から対象外の方のご応募もいただいたことを深くお詫び申し上げます。
雑誌「京都の30歳!」創刊号では、約150作品を紹介していますので、ぜひご覧ください。
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 バブル崩壊後に社会に出て、不況や将来への不安、求人の少なさなどの苦しみもある一方で、いよいよこれから本格的に夢に挑戦できる年齢でもある30歳。そんなみなさんの心境を表現してもらおうという企画のもと、「働く30歳!川柳」を募集しました。たくさんの応募作品を審査していくうち、今の苦しさやツラさをなげくのではなく、それを前向きに捉えようとしている句も多いことに気づきました。金賞・佳作の発表とともに、30歳が抱いていると思われる心境別に優秀作品をご紹介します!あなたの心を代弁しているものもあるかもしれませんよ。


おめでとうございます!!
金賞 好景気 知らぬ我こそ 道拓く(杉田浩二さん 29歳)
みなさんへのエールにも聞こえませんか?現在の30歳の置かれた状況を前向きにとらえようとされています。「好景気」を知らず、誰も頼りにできない中で、自分で道を切り開いていくという力強さがみなぎっています。
佳作 同窓会 がんばる君に 再び燃える(堀井陽子さん 31歳)
30歳のみなさんであれば、かなりの方が実際に経験していることかもしれません。なつかしい友達とコミュニケーションし、刺激しあうことによってヒントや元気をもらえることは多大にあると思います。
佳作 ドラえもん 五年後会社は ありますか?(川辺圭子さん 30歳)
テレビで「ドラえもん」が人気となったのが1978年。30歳はドラえもんと一緒に育ってきました。のび太くんのようにドラえもんに頼ろうとしている姿は30歳の背景、さらには現在の悩ましい現実をも投影しています。


希望 今耐えて 咲かせてみたい 夢の花
経験は 増えはすれども 減りゃしない


厳しい時代だからこそチャンスに変えて頑張っていこうという、今を認めるたうえの句の多さが印象的でした。
開き
直り
ボーナスは 出ればラッキー プラス思考
経験が なくても度胸は あるんだぞ


「希望系」と近く、開き直りであっても現状を明るく受け止めているあたりに30歳のパワーを感じます。
夢と
現実
いつか見た 夢を肴に 今日も飲む
甘すぎた 10年前の 青写真


夢と現実の狭間で悩む姿、夢をあきらめようとしている姿が目立ちました。
主婦 旦那より 気になることは 子どもなり
子育てと 仕事の両立 大変だ


専業主婦や働く主婦からも多くいただきました。やはり、家事・育児の問題についての句が目立ちました。
我慢 辛くとも 子どもの寝顔が 明日招く
「ありがとう」 感謝の声が 栄養剤


仕事はつらいけれど、誰かに喜ばれるから頑張れるといった句が多く見受けられました。
上司
不満
ワリカンね 上司の株も 最安値
わが上司 無理をするなと 無理を言う


嫌いな上司に悩まされている方も多くいるようです。直接言えない心の声が聞こえてくるようです。
待遇
不満
結婚式 素直に祝えぬ 軽財布
ボーナス日 出るわ笑いか ため息か


人員削減により、1人あたりの仕事量が増えたのに収入は変わらないという厳しい現実が感じられます。
会社
不満
不景気を 言い訳にして 肩たたき
たまるのは 有給休暇と 疲れだけ


残業続きであったり、思い通りの仕事ができないこと、リストラの不安などが多く詠まれています。
疲れ 身を削り わが身に残るは 疲労だけ
テレビ欄 健康番組 チェックする


過酷な残業が続けば疲れがでるのは自然なこと。また、年齢的なことも感じ始めていらっしゃる様子が伺えます。
不安 仕事こそ 使命というのも また四迷
いつ解雇? 不安とストレス 続く日々


お金、仕事面の将来についての不安が綴られています。将来には不安とともに可能性も秘められています。

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