| 「瑞宝太鼓」公演報告 |
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2004.10.12「勤労障害者長崎打楽交流団『瑞宝太鼓』京都公演〜生きよと太鼓は語りかけています〜」が開催されましたのでご報告します。
とあるイベントで「瑞宝太鼓」の演奏を聴き、涙ながらに「この演奏を、不安や悩みを抱える京都の若手社会人にお届けして、『働く喜び』を少しでも実感してもらいたい」という決意をされたあるご経営者がおられました。そして極めて多忙な業務を差し置いて各方面を駆け回り、赤字覚悟でこの京都公演を企画されました。 その呼び掛けにさまざまな方面の方々がご尽力をされて、「京都の30歳!」編集部もまことに微力ながらもご協力をさせて頂き、公演当日は200名近いご来場者が詰めかけられました。そして友情出演の「ひまわり太鼓」「祭っ娘」それぞれの演奏で幕を開けました。
「瑞宝太鼓」の演奏が始まると、その迫力に会場中が静まりかえります。すべてのご来場者が、決して障害者の演奏などとは全く思えない高度なバチさばきと、計算された素晴らしい演出に吸い込まれて行き、メンバー一人ひとりのユニークな自己紹介では、会場中が和やかな気持ちに包まれます。
5人の演奏が最高潮に達したあとのアンコールの喝采で、「ひまわり太鼓」「祭っ娘」も交えたど迫力の太鼓の音色が再び響き渡り、そして会場からは障害をもった子どもたちが次々と会場に駆け上ります。はじめて太鼓をたたいた子どもがリズムに合わせてバチを振り下ろす。その光景に会場中が感動の涙に包まれました。
人はとかく自分の不幸に目を奪われがちで、恵まれた環境をなかなか実感できないもの。仕事のヤリガイのなさ、評価や待遇に対する不満、職場の人間関係…。人それぞれで状況や思いは違うでしょうが、それは本当に自分の努力では解決できないことなのでしょうか? ハンデを抱えながらも「自分たちでできることを」と、「生きる糧」を見出された集団「瑞宝太鼓」。そこに私たちは何を感じるのでしょうか? |
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